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1液型と2液型の塗料の特徴

建物は日頃から紫外線や雨風などの影響を受けて劣化が進んでいくため、定期的に塗り替えによるメンテナンスが必要になります。

使用する塗料はグレードや油性・水性などの違いによって細かく分類されるので、それぞれの特徴を知っておくことにより、各メーカーから発売されている商品がどのような塗料なのかを理解することができます。

このページでは、塗料の「1液型」と「2液型」の違いやメリット・デメリットについて説明いたします。

1液型と2液型の塗料の違い

1液型と2液型の塗料の違い

塗料は1液型と2液型に分類され、その違いは主剤に硬化剤を入れるか、入れないかという塗料の使用方法になります。

また、塗装できる素材も異なり、1液型はサイディングやモルタル等、2液型は1液型が塗装できる素材に加えてALCや鉄部、金属等に使用することができます。

塗装面の劣化が激しい場合も2液型が適しており、塗装業者が使用しているのは2液型の塗料がほとんどです。

1液型のメリット・デメリット

1液型は、主剤となる塗料だけで使用できるタイプです。あらかじめ主剤に適量の硬化剤が混ぜられており、主剤が固まらない程度の状態キープしています。

実際に塗装する際は、水やシンナーなどで薄めてから塗っていきます。

1液型のメリット

・2液型に比べて価格が安い
・硬化剤を入れないので混ぜる手間が省ける
・塗料が固まるのが遅いので時間が経っても使用できる

1液型のデメリット

・2液型に比べて耐久性が低い
・塗装できる素材や劣化状態が限られる
・乾燥に時間がかかる

2液型のメリット・デメリット

2液型は、主剤に硬化剤を混ぜて使用するタイプです。主剤だけでは乾燥しないため、硬化剤は塗料を固めて乾燥させる役割があります。

1液型と同じく、塗装する際は水やシンナーで薄めてから塗っていきます。

2液型のメリット

・1液型に比べて耐久性が高い
・乾燥するのが早いので作業時間を短縮できる
・様々な素材に塗装できる

2液型のデメリット

・1液型に比べて価格が高い
・硬化剤を入れて混ぜる手間がかかる
・固まるのが早いので、すぐに使わなければならない

1液型と2液型どちらがいいのか

DIYで塗装したいという場合は1液型の方が使いやすいですが、塗装業者に依頼する場合は耐久性に優れている2液型の方が良いでしょう。

ただ、2液型は主剤と硬化剤を混ぜ合わせる手間がかかったり、塗料の扱いを熟知し効率よく作業する必要があるので、豊富な技術力や知識がなければ塗料本来の性能は発揮できません。

そのため、業者の実績や職人の経験なども重要なポイントとなります。

まとめ

1液型は主剤のみで使用することができる塗料で、価格が安く扱いやすいという特徴があります。

2液型は主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使い、耐久性が高く、様々な素材や状態の塗装面に塗装できるのが特徴です。

それぞれメリット・デメリットがあるので、価格や耐久性のバランスを考えながら、どのような塗装をしたいのか業者と相談することが大切です。

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