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外壁・屋根塗装の下地処理の重要性

外壁・屋根塗装の下地処理は、塗装の出来映えや耐久性にも大きく関わる作業です。

下地処理を怠ると塗膜の膨れや剥がれ、ヒビ割れなどの施工不良が発生してしまいます。そのため、お客様自身でも下地処理について理解しておくことが大切です。

このページでは、外壁・屋根塗装で行う下地処理の重要性や作業内容などを紹介いたします。

下地処理の重要性

下地処理の重要性

下地処理とは、塗装する前に塗装面の汚れや旧塗膜などを除去して、塗装ができる綺麗な状態に整える作業です。下地処理を行うことで、塗料がしっかりと密着します。

万が一、下地処理が不十分のまま塗装をしてしまうと、新しい塗膜がすぐに剥がれたり、ヒビ割れなどの施工不良が起こります。さらに、塗料本来の性能や耐久性が発揮できずに、また直ぐに塗り替えが必要になる場合もあります。

どれだけ高価で耐久性に優れた塗料を使っても、その性能が発揮できなければ意味がありませんので、下地処理は非常に重要です。

下地処理の作業内容

下地処理の作業内容は、主に5種類あります。

高圧洗浄

高圧洗浄

高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使って汚れやコケ、旧塗膜などを洗い流す作業です。業者が使用する高圧洗浄機は、家庭用の高圧洗浄機よりもさらに高い水圧で水を噴射できます。

約1日かけて外壁や屋根を洗い流し、その後しっかりと乾燥させます。十分に乾燥していない状態で塗装をすると、塗料が密着しにくくなり、剥がれや膨れなどが発生します。

クラック補修

クラック補修

クラックとはヒビ割れのことを指し、クラック補修は、ヒビ割れを埋めて塗装ができる状態にすることです。

補修する際は、ヒビ割れしている部分にシーリング材を充填し、凹凸ができないようにヘラで平らにならしていきます。

また、0.3mm以上の大きいクラックの場合は、クラックの奥までシーリング材が入り込むように、あえて電動工具でヒビ割れを削って溝を作ってからシーリング材を充填します。

コーキング補修

コーキング補修

コーキングとは、サイディングやALCの目地に使用されているゴム状の部分のことです。コーキングも塗料と同じく、時間の経過とともに汚れやヒビ割れなどが現れるため、定期的なメンテナンスが必要になります。

コーキング補修方法には、既存のコーキングの上から新しいコーキング材を充填する「打ち増し」と、既存のコーキングを撤去してから新しいコーキング材を充填する「打ち替え」の2種類あります。どちらの補修方法を行うかは、劣化状況や業者の判断によって異なります。

ケレン

ケレン

ケレンとは、ヤスリや電動工具を使用して、高圧洗浄で落としきれなかった汚れや錆びなどを除去する作業です。主に金属部分に行われます。

ケレンの詳しい作業内容は劣化状況によって変わり、劣化が激しい順に「1種ケレン」「2種ケレン」「3種ケレン」「4種ケレン」の4種類に分類されます。

目止め

目止め

目止めとは、塗料の吸い込みが激しい塗装面に目止め剤を塗布して、塗料が過剰に吸い込まれるのを防ぐ作業です。

劣化が激しい塗装面は、スポンジのように塗料を吸い込むため、塗装をしても塗膜に厚みを持たせることができません。目止めはそのような状況の時に、塗料の吸い込みを抑えて塗装面を整える役割があります。

下地処理を行わないと起こる症状

下地処理を行わない場合に起こる症状は、主な次のようなものがあります。

ヒビ割れ

クラック補修を十分に行わずに塗装した場合、塗装直後は綺麗に見えても、再度同じ箇所にヒビ割れが発生することがあります。

塗膜の剥離

高圧洗浄やケレンが不十分で、汚れや旧塗膜などが残った状態のまま塗装をしてしまうと、塗膜の剥離が起こる可能があります。

塗膜の膨れ

高圧洗浄後の乾燥が不十分のまま塗装をすると、残った水分が原因で塗膜の膨れが起こります。また、水分や湿気によって発生したカビが何層にも重なって、塗膜が膨れる場合もあります。

まとめ

下地処理には、塗装面を綺麗な状態に整えて、塗料の密着性を高める重要な役割があります。下地処理を行わずに塗装をすると、すぐに塗膜の剥離や膨れ、ヒビ割れなどが発生してしまいます。

業者に見積もりを依頼する際は、塗料の種類や金額だけではなく、下地処理ではどのような作業を行うのかも確認しておくのがいいでしょう。

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